バイオメディカル療法のセミナーに紛れ込んできた

こんにちは!奥沢と緑が丘と自由が丘の間にある”完全個室でのマンツーマン対応で美髪へ導く”パーソナル美容室 Pelodiasの嶋田 篤士です!

 

目次

お医者さんのセミナー


美容師にとって最大の繁忙月である12月の、しかもお客様にとって貴重な日曜日に店休を頂き、お医者さんのセミナーに紛れ込んできました

内容は最新のバイオメディカル療法について

最近は医療ライセンスが無くとも、遺伝子や有機酸のレベルで知識をもつ一般人が増えてきているそうです

そんな学ぶ意欲ある「健康オタクを超えた人たち」のために若干の席が用意されたのです

とはいえ内容は医療従事者を対象にしたレベルなので、ドキドキしながら行ってまいりました

 

バイオメディカル療法とは


既存の医療は診察により病名がつけられ、手術や薬を用いて病気をやっつけます

しかし病名が付かなかったり、原因がよく分からないけど調子が悪いことってありますよね?

それを「不定愁訴」といい、既存医療では治すことができず苦しんでいる人がいます

バイオメディカルはそういった人たちを栄養医学的アプローチで治療する個別医療です

近年、米国のアッパー層で急速に普及しているそうですが、まだまだ発展途上であることも事実とのこと

まぁ最先端のものはなんだってそうですよね

 

ストレスが良くないワケ


太ったり痩せたり、髪が弱くなったり薄くなったり、疲れたり眠れなくなったり、不安や鬱、不妊症まで

「ストレスは良くない」とごく当たり前に言われますが、なぜでしょう?

喉ぼとけの両脇下あたりに親指サイズほどの「甲状腺」があります、ぼくにもあなたにもトランプ大統領にもあります

そこから甲状腺ホルモンが出ていて、人体の活動に必要なエネルギーを生みだします

 

で、T4貯蔵型がT3活性型なってエネルギーを作るのですが、ストレスが多いとストレス対策ホルモン(コルチゾール)によりT4はT3になれず reverseT3 になってしまいます

この reberseT3 はエネルギーを生みだすことができないのです

エネルギーがうまく作れないと結果的に、ツヤがない髪になったり薄毛になってしまいます

甲状腺ホルモン大事!ストレス良くない!

 

グルテンが良くないワケ


ようやく日本でも成城石井なんかに「グルテンフリー」の棚ができたりしてます

小麦粉と水をこねるとできるタンパク質が「グルテン」で、慢性疲労やセリアック病を引き起こすことが知られています

なんとなく「カラダに悪いらしい」と認知されてきてますが、パンやパスタ、うどん、ラーメンなど食生活に欠かせないことからも、グルテン断ちは困難です

でも、なぜグルテンは良くないのでしょう?

 

おへその辺りに小腸があります、ぼくにもあなたにも、いかりや長介にもあります

そこで食物の消化吸収をするのですが、消化できない物や病原菌などワルイものも一緒に入ってきますので、腸の壁には「タイトジャンクション」という必要なものだけを取り入れる「関所」のようなバリア機能が備わっています

グルテンはこのタイトジャンクションを必要以上に開いてしまうのです

すると有害物質まで入り込んでしまい、炎症を起こします

これがリーキーガット症候群です

英語で、リーキー(漏れる)ガット(腸)ですので、日本語では「腸漏れ症候群」といいます

 

ただしリーキーガットについては医学的にはまだ認められておらず、お医者さんでも賛否両論あり研究がされているところです

 

シュウ酸が良くないワケ


健康オタクの皆さんにはお馴染みの「低シュウ酸ダイエット」ですが、これは徹底的に除去しようと頑張れば頑張るほど食べるものが無くなってしまいます

「シュウ酸」は野菜やお茶をはじめ様々な食物に含まれ、腎結石や尿路結石の原因としても有名です

とろろが肌に付着すると痒みを感じるのは、シュウ酸の結晶が針のような形をしていて、それが刺さって刺激を受けるためなんですね

腎臓や消化器系にダメージを与えるだけでなく、排泄される際にカルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄などのミネラルにくっ付いて道連れにしてしまうので、ミネラル不足を引き起こします

はじめに触れたように完全に除去するのは難しいので、高シュウ酸の食品を避けたり、なるべく生野菜は避けるのが望ましいです

ぼくはホウレン草とトマトは生で食べません

 

有害金属が良くないワケ


日本は島国で伝統的に漁業が盛んなことから、中大型魚に含まれる「水銀」に対して全く無頓着ですが、海外映画なんか観てるとスーパーでの買い物シーンで「おい、マグロは水銀に気をつけろ」なんて自然な会話として出てきたりします

イライラする、頭痛、疲れが取れない、便秘、下痢、頭がぼんやりする

そんな原因は有害金属の蓄積にあるかもしれません

 

Pelodiasのお客様で「毛髪ミネラル検査」をして頂いた方でアルミニウムが超過剰だったケースもありました

アルミの鍋やホイル焼きなんかはNGですね

アメリカでは「アルミニウムフリー」の化粧品も販売されてるそうですよ、意識高い!

 

Pelodiasでは毛髪ミネラル解析の検査を承っております

この検査、多くのお客様にご利用頂き、その度にぼくも勉強と経験が深まります

なのでデトックスに関してお伝えできることも少なくありませんので、気になることあればぜひ!

 

あ、ぼくも1年ぶり3回目のミネラル検査をしました!

担当の方には「この1年で素晴らしく良くなっています、何か始めましたか?」と驚かれました

春から「半年間のクロレラ摂取」と「週1回サウナ」と「朝1駅歩く」を徹底したんですよね

本当に毎日がコンディション抜群で、脳もクリアで、技術にカウンセリングにサービスにとベストなパフォーマンスをお客様へ還元できていると自負します

 

健康のアップデート


あと牛乳に含まれるタンパク質「カゼイン」が葉酸の吸収を阻害する話もしたかったのですが、この辺にしておきます

それと日本人の4人に1人は葉酸レセプターに遺伝子変異があり、メチル化した葉酸を取るのが望ましいのにメチル葉酸は日本で製造が認められてない話もしたかったのですが、この辺にしておきます

と、このように完全に医師向けの内容にも関わらず、8割近く理解できた自分に自分で驚きました!

分からない事はすぐググろうと思いiPad miniとiPhoneの2台体制で臨みましたが、全くググることなく着いていけました(笑)

日々の積み重ねで驚くほど遠くまで来ていたようです

 

アメリカではオーガニックスーパーのサプリ販売員やパーソナルトレーナーなども普通にSNP(スニップ)の話をするそうです

きっと世界中の最先端にいるプロフェッショナルは、この領域を学び始めている

さて、地球上の美容師ではどれだけいるでしょう?

ここ日本にもそんな人がいてもいいじゃないですか

美容と医療とテクノロジーの狭間を模索する今週です

 

 

 

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