「経皮毒」なんて存在しない

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こんにちは!奥沢と緑が丘と自由が丘の間にある”完全個室でのマンツーマン対応で美髪へ導く”パーソナル美容室 Pelodiasの嶋田 篤士です!

 

経皮毒なんて存在しない


結論から申しますと「経皮毒」は学術的に存在しません

先日、長年お世話になっているお客様よりLINEでご相談を頂きました

「嶋田さんの美容室ではシャンプーも販売されてますよね?おいくらでしょうか?」

「実は、とある化粧品メーカーの方と話す機会があり、経皮毒について聞きました。シャンプーの影響がものすごいと…」

「食べ物は肝臓で解毒されるけど、皮膚はそういった機能がないのでダイレクトだ。不妊が多いのも悪い物質が蓄積されてるからだ」

「娘が2人いるので将来不妊が…とか、蓄積するとガンの原因になる…とか」

「ゾッとする内容ですが納得してしまいました。でもそのメーカーの売り方に納得がいかず、こういうことは嶋田さんに相談したいと思い連絡しました」

「もし同じくらいの価格なら、嶋田さんから買いたいです」

 

ご相談頂き、ありがとうございます!

すぐにLINEにてお返事させて頂きましたが、少しでも被害者を減らしたいと思い、ブログでもシェアさせて頂きます

何度だって言います。「経皮毒」はデマです

「経皮毒」は稲津教久や竹内久米司というトンデモ学者がトンデモ本を出した際につくられた造語です

 

皮膚の構造と働き


皮膚の構造を理解すれば、皮膚から何かが吸収されるなんて容易ではないことが分かります

皮膚は人体の内部から外側に向かって細胞分裂をしていきます

さらに約1ヶ月でターンオーバーしていきます

つまり常に体外へ向けて排出しており、同時にバリアもしてるのです

 

皮膚は人体最大の臓器ともいわれております

東京医科歯科大学の名誉教授「川島眞」先生が監修した動画も分かりやすくてオススメです!(約5分)

「皮膚の構造と働き」

 

脳へ侵入するのは容易でない


経皮毒信者の主張に「ヘアカラーやシャンプーの有害物質が脳に蓄積する」とか「肝臓や子宮に蓄積する」とかがあります

経皮吸収においては分子量500以下、親油性が高い方が吸収率がいい、などの条件があるのですが

例えば多くのシャンプーで用いられる界面活性剤である「ラウレス硫酸Na」の分子量は「288g/mol」です

で、幸せホルモンとして有名な神経伝達物質のひとつ「セロトニン」の分子量は「176g/mol」です

セロトニンの9割は腸内で作られますが、脳と血液の関所である「血液脳関門」を超えることができません

界面活性剤よりも分子量の小さなセロトニンですら脳内に入ることはできないのです

また身体に反応を起こすには物質の最低限量というものがあり、ある程度の量を超えないと何も起こりません

つまり、それだけ小さな物質でしかも微量で、生体に反応を起こせるだけの影響があるとは思えません

さらにヘアカラー剤で長くて30分、自宅でのシャンプーで長くて5分、たったそれだけわずかな皮膚との接触で、いったいどれほどの物質が体内に侵入できるというのでしょうか?

何度だって言います。「経皮毒」はデマです

 

経皮毒で脅かす販売手法


世の中には「経皮毒」という偶像を使って、商品を販売する人たちがいます

恐怖マーケティングなんて言いますが、不安を煽ったり脅かしたりする販売手法が僕は大嫌いです

もし「経皮毒」を謳って商品を売ろうとする人や店があったら距離を置くことをオススメします

正しい知識があると思えません

それが友人だとしたらその一面は切り離してお付き合いを!

もし身の回りに経皮毒を怖がっている人がいたら、経皮毒なんて存在しないよ!と教えてあげてください

このブログをシェアしてもいいです

「経皮毒」を振りかざすならず者がいましたら、僕が学術的に完全論破しますのでご連絡をお待ちしております(笑)

 

それにしてもうちのお客様を不安にさせたのが許せず、ついつい熱くなってしまいました…

ちなみにそのお客様へシャンプーのご紹介はしませんでした

どのシャンプーを使っても経皮毒なんてないのですから

なんか上手いこと言って買って頂けばよかったのに?

僕は不安や恐怖で煽るのではなく、信頼や安心を与えたい

そんな売上、1円もいらないですね

 

 

 

 

 

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