こんにちは!奥沢と緑が丘と自由が丘の間にある”1対1のマンツーマン対応で美髪へ導く”パーソナルヘアサロン Pelodiasの嶋田 篤士です!
気を遣わせない接客
記録的な猛暑だった夏も去り、冷やし中華おわりました的な文脈でやめることにしたことがあります
「お客様の姿が見えなくなるまでお見送りをする」
これをやめることにしました
接客やサービスについて、人一倍以上に思考し追及してきたと自負しています
シマダが考える究極の接客とは「気を遣わせないこと」です
サービスに不足があってはなりませんし、ひとつでも多くの感動を積み重ねるべきです
でも提供者側がそれに気を張りすぎると、お客様も気を張ってしまいます
たとえばレストランで食事をしていて、フォークを落としたとします
すぐさまスタッフが飛んできて拾ってくれました
これは良い対応です
でも、ちょっとこう感じませんか?
「なんだかあらゆる瞬間を見張られているようで、気が抜けない…」
とはいえ、拾わないでいることで、最悪お客様が拾ってしまったり、スタッフを呼ぶことで会話や食事を差し支えてはなりません
あなたがスタッフだったらどうしますか?
シマダだったら、テーブル上のパンくずを掃くついでのフリをして拾うかもしれませんし、水を注ぐついでのフリをするかもしれません
あくまで「ついで」さりげなく
気を張っていることを感じさせないことで、お客様には気を張らないで過ごして頂きたい
お見送りは気を遣わせている
シマダも今まで見えなくなるまでお見送りをしてきて、いくつか気づいたことがあります
・お店を出たあと、道路を渡るとかなりロングストレートになり、見送りもロングになるのを気遣ってくださり「忙しいでしょうから入ってください」と言ってくださる
・お車のお迎えがあり乗り込んだ後、車内で準備があり、すぐに発進できない場合、シマダがずっと立ってると無言のプレッシャーをかけてしまい、慌てて出発させてしまう
・見えなくなるまでお見送りしていると、何度も振り返りお辞儀させてしまう
などなど。どれも気を遣わせてしまっています…
逆にシマダが食事や美容室などで「見えなくなるまでお見送り」して頂く時に思うのは
「振り返った方がいいのか…いや、振り返らない方がいいのか…いや、…(以下ループ)」
「角を曲がるまでは見送っているであろうから、早く角を曲がらねばッ!!!(もはやミッションだ!)」
「いまめっちゃ後ろ姿見られてるだろうな…歩き方とか大丈夫かな…ま、まさか!めっちゃO脚って思われてたりして…!(想像力豊かかッ!)」
「とかなんとか思ってるけど、振り返ったら居なかったりして…いや、…(以下ループ)」
やらなんやら、めちゃんこ気を遣っているわけです(笑)
きっとお客様にも気を遣わせているはず…
一刻もはやくやめなければ!
そこに私は居ません
お客様の立場になると「いま、見えなくなるまで見送られているのだろうか?」「だとしたら振り返るべきなのか?」という2大 気遣いがあると思います
そんな気遣いをさせないために「お店の外まで出て見送らない」ことにしました
私のお店の前で、振り返らないでください〜(『千の風になって』風に)
そこに私は居ません〜見送ってなんかいません〜
このようにブログにて高らかに宣言することで、もう気を遣わせることはありません
そこに私は居ません。
でも、感謝の気持ちが伝えられないとは思いません
「お見送り」というカタチではなく、千の風になって、大きな空を吹きわたっています
やがて、お客様へ降りそそぐことでしょう