【育毛のFACTまとめ】育毛剤の効果は?シャンプーで生える?サプリは?食事は?本当に効果があるのはコレだけです

こんにちは!奥沢と緑が丘と自由が丘の間にある”完全個室でのマンツーマン対応で美髪へ導く”パーソナル美容室 Pelodiasの嶋田 篤士です!

どもどもPelodiasの嶋田 篤士でっす
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まだあなたが知らない育毛のFACT

薄毛が気になったり、将来ハゲるかも?と不安に思うことはありませんか?

美容師として老若男女の方から髪の悩みを聞いていると、意外と若い頃に剛毛だったり多毛だった人ほどいざ歳を重ねた時に不安が強い傾向があります。

なので今は「大丈夫」と思っているあなたも決して無関係とは言い切れないのではないでしょうか?

僕は髪や頭皮の論文を読んだり、最先端の先生にお話をお伺いしたり、薄毛や育毛の勉強を特にしてきました
(自分もハゲないか不安だからです笑)

そこで得た知見からすると、巷に蔓延る薄毛の不安を煽ったビジネスに吐き気がするので、事実だけを簡潔にまとめておきます。

誇大広告やウソまがいのものに騙されないように搾取されないように、そして意外と知られていないポイントに絞ってお伝えします。

  1. 男性の薄毛は解決されている
  2. 女性の薄毛はまだ分からないことだらけ
  3. シャンプーじゃ生えません

1.男性の薄毛は解決されている

ひと昔前は「ハゲに効く薬が出たらノーベル賞だなー」なんて言われていましたが、現在では男性のハゲに関しては治療法が確立されております。

コスト(お金)と本気度さえあれば男性のハゲはなんとかなります。

では何をすればいいの?と言うと日本皮膚科学会のガイドラインに有効度に応じて格付けされたものが記載されています。

ありがたいことに有効なものからやめたほうがいいものまで解説されています

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

どのような格付けなのか?具体的には以下。

  • 推奨度A 行うことを強く勧める (少なくとも 1 つの有効性を示すレベル I もしくは良 質のレベル II のエビデンスがあること)  
  • 推奨度B 行うよう勧める (少なくとも 1 つ以上の有効性を示す質の劣るレベ ル II か良質のレベル III,あるいは非常に良質の IV の エビデンスがあること)
  • 推奨度 C1 行ってもよい (質の劣る III~IV,良質な複数の V,あるいは委員 会が認める VI のエビデンスがある)  
  • 推奨度C2 行わないほうがよい  (有効のエビデンスがない,あるいは無効であるエビ デンスがある)
  • 推奨度D 行うべきではない  (無効あるいは有害であることを示す良質のエビデ ンスがある)

上記のガイドラインを読める方は読んで頂くのが良いと思うんですけど、そんなの大変という方のために簡潔にまとめておきます

推奨度A 「フィナステリドを飲む(女性はD)」「デュタステリドを飲む(女性はD)」「ミノキシジルを塗る」

推奨度B 「自毛植毛(女性はC1)」「超狭帯域LEDを当てる」「アデノシンを塗る(女性はC1)」

はい、現状として真っ当な皮膚科医が勧める薄毛治療法は以上です。

それ以外の治療法はエビデンスが確認されていません

さらに少しだけ解説しておきますと、お医者さんで処方してもらって飲む薬が2種類あってフィナステリド(普通)とデュタステリド(強力)です。

予算が許せばデュタステリドの方が望ましいです(経験談)

「ミノキシジルを塗る」というのはいわゆるリアップに含まれる有効成分のことで5%が上限と定められています。

「自毛植毛」は自分の毛を毛根ごと移植する手術のことで、自分の細胞は定着しやすいので抜けてもまた生えてきます。

「え!恐ろしい!」と僕も思いますが、すでに世界全体で397,048件の手術が行われております(2015年)

「アデノシン」は資生堂の育毛剤で、以前は格付けC1だったのがBに格上げされています。一部のランダム化比較試験では5%のミノキシジルと同等の有用性と示唆されています。

で、僕が最も注目しているのが「超狭帯域LED」です。

これは650nmピンポイントのLEDを照射するというもので、副作用もなく有用性もあります。日本ではアデランスが研究開発をしています。

まとめると最新のエビデンスに基づいた男性の薄毛治療はフィナステリドかデュタステリドを飲んでLEDを当てるというものです。

ミノキシジルという選択肢もありますが血管拡張するのがどうなのか個別によるので、お医者さんに相談してください。

2. 女性の薄毛はまだ分からないことだらけ

前項のガイドライン格付けを見ると分かるのですが(女性はD)(女性はC1)が見受けられます。

男性には良いけど女性はやっちゃダメということです。

つまり男性の薄毛と女性の薄毛は異なるメカニズムで、治療法も異なります。

まだ女性の薄毛はわからないことだらけなんだそうな。

今のところは1%ミノキシジルを塗ってLEDを当てるのがベストのようです。

ただし最先端のところでは2019年にアメリカで開発された治療薬が有用性が高いとのことで、日本でも治験やレビューがスタートしているとのこと。

期待して待ちましょう。

3.シャンプーでは生えません

もうここまでお読みになったら分かると思うのですが育毛シャンプー程度では髪が生えるなんてことはありません

にも関わらず楽天市場の年間ランキングで不動の一位をキープする「スカルプD」

これ350mlで約4000円となかなか良い価格するんですよ

テレビCMや広告には必ず小さく「※シャンプーのみの効果ではありません」と記載されてるんです

メーカーは「髪の毛の成長しやすい環境を作る」と言いますが、それはシャンプーで作るものではなく生活習慣を正すべきなんですよ

なのでシャンプーで髪が生えるとか無いんです

にも関わらず世の中の多くの人がそれなりの価格で購入し継続するのですからアンファー社のマーケティングって大したものだと逆に感心してしまいます

大切なお客様にはもちろん、身近な友人にもスカルプDを買う熱意と予算があるならば嶋田に相談してほしいと伝えています

必ず力になるから。

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