こんにちは!奥沢と緑が丘と自由が丘の間にある”1対1のマンツーマン対応で美髪へ導く”パーソナルヘアサロン Pelodiasの嶋田 篤士です!
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林先生が驚く初耳学
「今でしょ」の林先生が知らないであろう雑学を紹介する「林先生が驚く初耳学」というテレビ番組で、こんな問題が出題されていました
「美容師のハサミは一度落としたら使えない?」
実はコレ本当!
林先生も「初耳」だったようです^^
刃に空間がある
よーく見ると、美容師のハサミは「刃の内側」が窪んでいて空間があります
刃と刃の設置面を、「面」ではなく「点」にすることで切れ味が鋭くなっているんです
面ではなく点で切る
一般的なハサミは面で「押しつぶして切る」
美容師のハサミは点で「鋭く切る」
ハサミで髪を切った断面
「一般的なハサミ」と「美容師のハサミ」で髪を切った断面の写真です
左の一般的なハサミは、押しつぶして切るので、髪の切り口が荒れてしまっています
これが枝毛になったり、絡まり、パサつき、ダメージの原因になるんですね
一方、右の美容師のハサミは、切れ味の鋭さから断面がキレイです!
ハサミの工夫
番組では紹介されませんでしたが、ほかにも美容師のハサミには秘密が隠されています
例えばシマダのハサミは「剣刃」という仕上げになっていて
ゆるやかな曲線の「はまぐり刃」に比べ、より鋭く「点」で切ることができます
切れ味重視のタイプです
落としたらアウト
このように美容師のハサミには、非常に繊細な調整が施されているので、一度の落下で調整が狂ってしまいます
ハサミのメンテナンスをお願いして、返ってくるまで使うことができません!
さらに言うと、落下の衝撃で刃が欠けてしまうと、ハサミ自体の寿命が縮まってしまうことにもなります
なので美容師は先輩から「絶対に絶対に絶対にハサミを落とすなよ」と教わるんですよ!
「落とすなよ!絶対に落とすなよ!」フリではありません(笑)
ハサミの研ぎ
あと、落とした時以外にも(落としませんが)ハサミを研ぐメンテナンスが定期的に必要です
「なんか切られ心地が悪いなー」と感じたことありますか?
メンテナンスを怠ると、点で切るはずの刃先の切れ味が落ちてきて、髪の無駄なダメージにつながってしまいます
ちなみにシマダは、広島の職人さんと荏原町の職人さんのハサミを使わせて頂いてます
落とすのは「ハサミ」ではなく「毛先のダメージ」がよろしいですね^^