こんにちは!奥沢と緑が丘と自由が丘の間にある”1対1のマンツーマン対応で美髪へ導く”パーソナルヘアサロン Pelodiasの嶋田 篤士です!
ブリーチハイライト
今から遡ること7週間前、1月中旬にお越し頂いたキムラさん!
キムラさん「今回は明るくしたいなって思ってるんです」
シマダ「いいですね、しばらく落ち着いた色でしたもんね」
キムラさん「もうすぐ春だし、いいかなって!」
シマダ「そうですね…今回は全体を明るくするのではなく、細かい毛束をたくさん入れる『ハイライト』はいかがでしょう?立体感がでますよ」
キムラさん「痛みますかね?」
シマダ「ブリーチを配合するので負担はかかりますが、なるべく痛まないように頑張ります!」
キムラさん「じゃあオマカセします^^」
ハイライトをオススメした2つの理由
「ハイライト」と一言でいっても目的や手法で、仕上がりは全く異なります。
今回、キムラさんにハイライトをオススメした理由は大きく2つです。
1.髪質的な理由
写真を見ると表面にパサパサとした毛があるかと思います。
けっして髪が痛んでるわけではないんですが、もともとのクセでパサついて痛んで見えやすい髪質なんです。
なのでいつもは落ち着いたカラーをオススメしてました。明るくするとなおさら痛んで見えてしまうので。
でもハイライトなら全体の全ての髪を明るくするわけではなく、落ち着いた髪色をベースに毛束を細かくとって明るくできるんです。
全ての髪ではなく、細かくとった毛束だけにダメージを限定できます
これが違いを生みます!
2.結んでることも多い
キムラさんは髪を結んだり、アレンジすることが多いそうです。
そんな時、ハイライトが入っていれば、普通に結んだだけでも立体感がでてオシャレ〜に!
もちろん下ろしている時も、明るい毛束が動くとキレイなんですよねぇ。
カラーかブリーチかという選択肢
ハイライトといっても大きく分けて「ヘアカラーで明るいもの」を使うのと「ブリーチ」を使うのとあります。
これって美容師の中でも白か黒かで語られがちなんですけど、僕は通常のヘアカラーにブリーチを10%とか30%とか混ぜて使ったりもします
ヘアカラーで最も明るいレベルを使っても上がりがイマイチで「あれ?ハイライトしたっけ?」となりがちだったりしますし
単にブリーチを使うだけですと、いきなりガツーンと明るくなってしまいブリーチ特有の黄色っぽいオレンジに抜けるので、なんともイケてないダサい感じになってしまいます (;´ω`)
今回に関してはブリーチをした後に、通常のヘアカラーをかぶせる「ダブルカラー」をするので、ブリーチを選択しました。
なにがベストかは「人による」ので、しっかりと時間をとってカウンセリングでイメージを共有するのが大切ですね。
いざハイライト!
さぁ、ハイライトを入れていきます!(`・ω・´)
ハイライトで大切なのはスピードなんです。
なによりスピードが大事!とくにブリーチでは!(時間がかかるほどにダメージも比例する)
気になるホイルの中身はこんな具合。
グラデーションをつけて、根本から毛先へとろけるようになじむのを狙ってます。
境目をつけないことで、長持ちさせます!これ大事!(`・ω・´)コレダイジ!
ダブルカラーをON
ブリーチはほとんど時間を置かずに、一度シャンプーをします。軽めに。
そして、全体にカラーを塗っていきます。
今回は根本が伸びても気になりづらいような技法を使ってるので、中間から毛先だけにカラーを塗布しました。
↓なんかもうイイ感じ、かもし出してるぅ!( ゚∀゚)
ハイライトの仕上がり
落ち着いたカラーの上に、明るめの細い毛束が混ざっているのが分かりますか?
単色のヘアカラーよりも立体感がでてますよね!
ブリーチにかぶせるダブルカラーは色落ちが激しいので、濃いめが鉄則です。
染めたてからちょうど良いと時間経過した時に明るくなりすぎてイタイ感じになってしまいます。
染めたては暗めに仕上がりますが、1〜2週間すると適度に色落ちして馴染んできます。
染めたてはそんなにハイライトが目立たないかも
7週間後の来店
↑ここまでの写真は前回の記録(1月中旬)
今回は7週間経って、カットのみでご来店のキムラさん
じつは前回の後、シマダはその後の色落ちが気になって仕方ありませんでした。
色が抜けすぎたり、ブリーチの痛みでパサついて、ヤンキーみたいになってないといいけど…と。
そしたらなんと!めっちゃイイ感じなんですよ!
何色も入れたかのような立体感がでて、痛みも少ない!
イイ仕事したわー( ^ω^ )
根本の伸びが気になりづらい
7週間前にハイライトを入れた時には根本のリタッチをせずハイライトのみでした
なので、かなり根本の自毛部分が伸びているんですが、そんなに目立たないですよね?
なぜかというと、根本に向かってハイライトのグラデーションを入れてるんです。
通常のベースカラーは毛先に向かって明るくなるように自然なグラデーションを入れて、ハイライトは根本に向かって徐々にグラデーションを入れます。(このギャップがキモだと思いますね)
アフター→アフター
今回はビフォーアフターではなく、前回のアフターから今回のアフターです。(ややこしい)
ブリーチして7週間も経つのに、あまり色の変化がないんですよねー。
むしろ馴染んできて、良い感じ!(*´ー`)
こう見ると、やっぱり染めたては少し濃いですよね。
色落ちしてきたくらいの毛束感、立体感がイイ!
ハイライトいいですよね
ぼくは今まで、あんまりハイライトやらなかったんですよ。オススメしませんでした。
なぜかというと大型店だったりハイライト専門店だったらスタッフがいるので、2人がかりでやればスピードあるんで髪が痛まないんですけど…
1人でやってると、どうしても時間がかかって結果的に余分なダメージを残してしまうので。
でも薬剤のパワーで調整したり、一度に多くの枚数を入れすぎなければ大丈夫だと気付きました!
あとスピードアップという点でもスキルアップしております!
夜な夜な、Pelodiasのスリットガラスを覗いて灯りがともっていたら、シマダが血眼になってハイライトの練習をしてるかもしれません。
1日や2日ではスピードはなかなかアップしません。
ある日気づいたらいつの間にか少し速くなってるんです。何かを身につけるってそんなものですよね。
ハイライトは枚数やデザインによって必要な時間と価格が変動するのでWeb予約には記載がありません
LINEにてご相談くださいませ
グラデーションのハイライト全体 13200円
全体に被せたダブルカラー 15400円
カット 11000円
トータル 39600円(税込)