こんにちは!奥沢と緑が丘と自由が丘の間にある”1対1のマンツーマン対応で美髪へ導く”パーソナルヘアサロン Pelodiasの嶋田 篤士です!
「慣れ」はダメ、絶対!
美容師として、というかサービスを提供する側として、絶対に気をつけたいことの1つに「慣れ」があります
これは1番最初に勤めた美容室で、厳しく教えて頂いたことでした
シマダが初めてのシャンプー試験に合格し、1日に10人20人のお客様のシャンプーに入っていた頃
先輩にこう言われました
「シマダくんにとっては毎日20回するシャンプーの1回かもしれないけど、お客様にとっては3ヶ月に1回のシャンプーなんだよ」
ちょうどシャンプーの入客にも慣れて、ぎこちなさも取れてきて
なんとなく「緊張感」と「慣れ」が交差するタイミングだったのかもしれません
流れ作業になってないか
それ以来、のべ何人のお客様をシャンプーしてきたか、分かりませんが、、、
ひとつだけ確かなことは、1度も気の抜けたシャンプーをしたことは無いということです
美容室に限らずですが、店で接客やサービスを受けると、慣れてしまい「流れ作業」となっている店員さんを見かけることがあります
どんなに繁盛している店でも、人気の店でも、「流れ作業」ひとつで残念なものになってしまいます
それが素晴らしい商品やサービスだったとしても、、、
「次はない」といつも思っている
アシスタント時代に先輩スタイリストを見ていて
「そういえば、あの常連さん来てないなぁ」と思うことがたまにありました
「前回は楽しそうだったし、なんでだろう、、、」
失敗や失礼があったのなら まだしも、いつもどおりに笑顔で帰られたのに、突然来なくなってしまった
いろいろな要因があるのかもしれませんが、お客様は答えを教えてくれません
もしかしたらスタッフの誰かが「慣れ」てしまったのでしょうか
これもわかりません
そういったことを、シビアな目で見てきたシマダは、スタイリストになった時に「毎回が1回きり」と肝に銘じて、入客するようになりました
何年も通ってくださる常連様でも
どんなに嬉しそうに笑顔で帰られても
次に来てくれるかは分からない
毎回、最後のお別れと思って、お見送りをして
ご予約の連絡を頂いた時は毎回、感謝の気持ちでいっぱいになります
1回のご来店、1つ1つの技術、「慣れ」ることはありません
シマダにとって、常に緊張感をもって入客することは、サービスや技術の質を低下させない「ルール」のようなものかもしれません
あるいは大切なお金と時間を支払ってくださるお客様への「マナー」ともいえます
「今回のご来店で必ず喜んで頂く」そう自分にプレッシャーを課し続けるのです
常連さんと友達のように親しくなったりする美容師もいます
そのような関係性は、むしろ羨ましい気持ちもあるのですが、どうやらシマダはそういうタイプの美容師ではないみたいです(笑)
親しくなりすぎることで、お互いに「慣れ」が生まれてしまうリスクがあるからです
あくまで髪を通して「美」と「健康」そして「お客様が毎日輝くこと」を愚直に提供していくスタイルを貫きます
こんな暑苦しいことを考えているシマダですが、決してめんどくさいタイプではないと思いますので、そこのところよろしくお願い致します(笑)