経皮毒とは?妊娠中のヘアカラーは大丈夫なの?

こんにちは!緑が丘と奥沢と自由が丘のちょうどあいだにあるプライベートヘアサロン Pelodiasの嶋田 篤士です!

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今日のQ&Aは「妊娠中のヘアカラーは大丈夫なのか?」です

シマダのお客様でも、めでたくお子様を授った妊婦さんが気にされる事があります

「経皮毒ってきいたんですけど、ヘアカラーしたらマズイですかね?」

じつは「経皮毒」と「妊娠中のヘアカラーは大丈夫か」は別々の問題なのです

ひとつずつ解決していきましょう!

まず「経皮毒」とは?

経皮毒とは日常使われる製品を通じて、皮膚から有害性のある化学物質が吸収されることとして、稲津教久らがその著書で使用している造語 by Wikipedia

はい、経皮毒とは病名でも何でもなく、こちらの本の中だけの造語です

amazonのレビューでもコテンパンに否定されてますな

日用品で頭皮や皮膚から毒素が吸収されることなどありません

「シャンプーやヘアカラーが頭皮から吸収され、血液を巡って、体内に蓄積される」なんてことはありません

「羊水からシャンプーの匂いがした」とか「頭蓋骨が染まってた」とかありません

都市伝説ですらない作り話です

【結論】経皮毒とは存在しない造語です

いかにもらしく経皮毒について語る人やブログは「勉強不足」なんだな、と一歩距離を置いて見守りましょう

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次に「妊娠中のヘアカラーは大丈夫か」

ここまででご説明したように、頭皮や皮膚から毒素が吸収されることはありません

なので、「妊娠中にヘアカラーをすると有害な物質で胎児に影響がある」なんてこともありません

ただし!アレルギーを引き起こす可能性や、狙い通りにカラーが入らなかったりすることはありえます

妊娠中というのはホルモンバランスや免疫機能など体内外のシステムが通常時とは異なっています

・いつもは しみなかったり、かぶれなかったのに、しみてしまう、かぶれてしまった…

・いつもと同じ薬剤なのに、明るくならなかった、色味が違った…

・いつもは何とも思わないのに、カラー剤の匂いがキツい…

なんてことはありえます

 

なんだか不安を駆りたてるようなことを言ってしまいましたが

妊娠中のトラブルというのは、今まで美容師をやってきて、自分のお客様では1人もいませんでしたし、他のスタッフのお客様でもいませんでした

(ヘアカラーが、やや明るくなりづらかった方はいました)

リスクとしてはゼロではありませんが、確率としては高くない

妊娠されているお客様には、このようにお話しをさせて頂いてます

シマダとしては、1時間以上もイスに座っていてツラくないかな?とかシャンプー台に寝るのはどのくらいの時間なら大丈夫かな?とかの方がよっぽど気になります!

それでも不安な方もいらっしゃるかもしれません

頭皮にカラー剤をつけないように塗ったり、ウィービングというホイルを使用して細かいメッシュでボカすようにしたり

他の選択肢を一緒に考えていけたらと思いますので、何でもご相談くださいませ^^

まとめ

経皮毒なんてない

妊娠中にヘアカラーをしても大丈夫

でもいつもの状態とは違うことを頭に入れておこう

 

いつもキレイでいることは大切です!

美容室で気分をリフレッシュすることも大切です!

でも、元気な赤ちゃんを無事に産むことが、何より大切です!

このブログを読んでくださったマタニティさん、頑張って参りましょう〜!

産前産後のために美味しいディカフェを用意しているシマダでした!

 

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